2007年9月15日土曜日

沖縄戦史の専門家が空席のまま教科書検定で「集団自決」を削除

☆文科省、専門家不在認める 「集団自決」軍強制削除 (琉球新報)

http://ryukyushimpo.jp/modules/news/article.php?storyid=27169

http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/1138.html

高嶋伸欣琉球大教授によると、対応した布村幸彦審議官は教科用図書検定調査審議会委員に沖縄戦の専門家がいないことは認めたが、実質的審議がなされないまま検定意見が承認されたことに「システム上の問題はない」と述べ、手続きは適正だったとの認識を示した。

(略)

要請後、記者会見した松田寛高教組委員長らは「審議会の委員が沖縄問題を分からない素人で、調査官の原案を追認した。出された結果が間違いなら、訂正する手段があるべきだ」と指摘した。

★専門家の意見を聴くことがないまま、このような重大事が決まってしまう現行のシステムそのものにも大きな問題があると思うし、「異議申し立て」の制度も用意されるべきであろう。