2007年9月14日金曜日

ジャスラックが居酒屋相手にカラオケ使用差し止め仮処分を申請

カラオケの著作権手続きをしないまま、無断利用を続けたとして、日本音楽著作権協会は、居酒屋を相手取り、カラオケの使用差し止めを求める仮処分申請を津地裁熊野支部に申し立てた。

☆日本音楽著作権協 居酒屋相手に仮処分申請 紀北町 (伊勢新聞)

http://www.isenp.co.jp/news/20070914/news13.htm

http://www.asyura2.com/07/social5/msg/152.html

協会は平成三年以降、県内で三十五店に対し仮処分申請を申し立て、すべて和解している。

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「音楽著作権の独占管理改めよ」 坂本龍一

http://www.kab.com/liberte/rondan.html

このように、JASRACによる独占的な集中管理体制は、音楽産業の発展を阻害する状況となっているのである。

この事態を打開するためには、現行制度を改め、複数の団体の参入を可能にする競争原理を導入し、利用者にも著作権者にも選択の幅を与えるようにするほかないであろう。

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☆フリー百科事典ウィキペディア「日本音楽著作権協会」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%8D%94%E4%BC%9A

週刊ダイヤモンドが組織運営の問題点として挙げている点のひとつが天下り問題である。文部省(文部科学省)からの役員の天下りが50年以上続いていること、JASRACの役員の報酬を決める役員審議会が非公開であること、法外に高い報酬を受け取っていることを述べている。

また、使用料の徴収方法についても問題点として挙げた。「JASRACの職員が営業中の店に入り『ドロボー』と大声で叫び営業妨害とも言えるやくざまがいの徴収方法を取った」「年間の利益が20万円弱の店に550万円もの使用料を徴収した」という事例を紹介している。


☆経済誌「週刊ダイヤモンド」2005年9月17日特大号に掲載された記事「企業レポート 日本音楽著作権協会(ジャスラック)/使用料1000億円の巨大利権 音楽を食い物にする呆れた実態」は現在、PDFファイル

http://img.yahoo.co.jp/i/evt/magazine/news/08.pdf

および、JPG形式

http://img.yahoo.co.jp/i/evt/magazine/news/08-1.jpg

http://img.yahoo.co.jp/i/evt/magazine/news/08-2.jpg

で読むことができる。

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★余談ながら、ジャスラック会長の船村徹氏

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E6%9D%91%E5%BE%B9

は「新しい歴史教科書をつくる会」の賛同者である(国粋主義団体「日本会議」の会員でもある)

     ↓

http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/837.html

http://alcyone.seesaa.net/article/29719804.html

さらに、ジャスラック理事長であった加戸守行氏

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%88%B8%E5%AE%88%E8%A1%8C

は、のちに愛媛県知事に転じて「つくる会」の教科書を採択した。

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《関連記事》

☆社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)のサギ犯罪 (反米嫌日戦線)

http://anarchist.seesaa.net/article/29230629.html

http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/1244.html

バブル期の象徴とも言えるカラオケブームによって、JASRAC通過するオカネが年間何百億単位にフクレ上がって来ているのに目をつけたナニモノカが意図的にJASRAC理事長及び一部理事通とハカってシカケた一種のサギ犯罪。

その手口は、まずJASRAC経理上の滞留金(著作権料として徴収され著作権者に支払われるまでの3ヶ月間銀行にネカしておくオカネ)の中から50億(はじめは70億にネライつけてた)を公益法人JASRACの定款に違反して、外部の古賀財団に(ホトンド無利子で)貸し付けるところから始まる。

古賀財団とJASRAC理事長は入札ヌキのダンゴーで特定のゼネコンに古賀会館を建てさせる。当然のように建設費の一部は建物以外のドコカへトンネル通って消える仕組み。ちなみにこのゼネコンのナマエはJRの有名なトンネルのナマエとオンナジ。

で、出来上がった古賀会館の半分にJASRACが入居し、ベラボーに高い賃借料払って使用する。何千人の会員の知らぬ間に、理事会がオテモリでこのヤラズブッタクリのバカゲた契約を結んでしまったのだ。

インチキに気が付いた小林亜星を先頭に、怒った会員有志がJASRACへ押しかけ(その中には武満徹、黛敏郎両氏の姿もあった)、糾弾によって背任罪で刑事被告人となり辞職に追い込まれた件の理事長アトガマには、しかし、そうしたウサン臭さスベテにフタする行政手腕見込まれたトーダイホーカ卒のブンカ庁高等ヤクニンが、一味に乞われてスカさず天下りして来て、期待どおりの役目を果たし(刑事裁判はウヤムヤに、貸付契約については強制的な和解カンコク)高額の給料受けて3年、任期満了すると高額退職金に加えて送別パーティーでセンベツ貰い、地方選挙に出馬、ヌケヌケとドコゾの県知事にオサマった。

よーするに今、このクニをダメにしているハコツクリとアマクダリの癒着パターンが、ソックリそのままワレワレの目の前でテンカイされたのであります。

☆JASRACの横暴 (月あかりの予感)

http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/328.html

http://blog.goo.ne.jp/tsuki_chan/e/0444df8367ec5328cbfee442378e1512

でも、もともと著作権というのは「他人の著作物を使って勝手に金儲けすること」を防止するための権利じゃなかったのでしょうか。つまり、CDを複製して売ったり、漫画をコピーして売ったり、入場料を取って行うコンサートで他人の曲を勝手に歌ったり、そういうことを防止するのが第一義だったように思います。