2007年9月22日土曜日

〔動画〕福田次期首相が「北朝鮮拉致“ご遺族”」と発言

自民党総裁選の公開討論会。麻生太郎氏が北朝鮮拉致問題について、当時官房長官であった福田康夫氏が「拉致被害者が既に死んでいるという前提で交渉を進めていた」姿勢に対して質問したところ、福田氏が

「拉致されたご遺族」

と発言した。

http://jp.youtube.com/watch?v=lWq54M6Sacg

6:17くらいからの発言(ただし、この動画は著作権の関係で遅かれ早かれ削除される)。

これは、単なるいい間違いなのかどうか…。



そして、5人、家族の方が帰ってこられました。でその時に帰すか、帰さないか、そういう話は確かにありました。しかし、元々ですね、一旦帰ってきたということにおいて、それは帰るんだといことが前提にですね話が進んでいたという風に思います。

ですから、当初は私はですね、そういう報告を聞いて、ああ、帰るものかなと、いうように思っておりました。しかし、帰すべきではないという話がですね、起こりまして、そのことについて議論はしました。その時私は、帰すべきではない!という風には申しませんでした。

ただね、そういう約束があるんだから、その約束を破って大丈夫なのかどうか?ということは外務省によく尋ねました。

そして帰すべきでないと、そういう風な判断があった時にですね、じゃあ最終結論を出す時にですね、帰さないという最終結論を出す前に、御家族の方に、御家族というか、御本人ですね、帰ってきてる訳ですよ、そいういう御本人に意向を聞いてくださいと、まあそれぞれにどういう事情があるかわかりませんからですね、御家族、ご遺族、ごめんなさい、あのー、御家族、帰国本人ですか、あの拉致されて、帰国された御本人に意向を確認してください。

こういうことをお願いしまして、この確認が取れまして、それではそうしようとという結論を出したんです。

そういうプロセスを経て来ておりますから、私は十分な配慮をしながらこの道筋を歩んだという風に思っております。