2007年11月9日金曜日

異端の反戦派大統領候補ロン・ポールが「ネット八分」の疑惑

☆Facebook、共和党大統領候補Ron Paulを検閲か? (TechCrunch Japanese)

http://jp.techcrunch.com/archives/facebook-censors-ron-paul/

今日(米国時間11/7)の朝(私にとっては朝なのだが)受け取った重要なメールは、どういう理由かわからないが、Facebook Groupsで共和党の大統領候補Ron Paul

http://en.wikipedia.org/wiki/Ron_Paul

http://www.ronpaul2008.com/

を検索してもなにもヒットしないという報告だ。ヒットしない理由は Ron Paulを支援するグループが存在しないせいではない。「Paul」でグループを検索すると多数ヒットする。しかしなぜかRon Paulという検索はブロックされているようなのだ。

他の候補については問題ない。

《ロン・ポールに関する「暗いニュースリンク」の記事》

☆共和党大統領予備選ディベートinサウスカロライナ

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/05/in_2a07.html

質問者:
「ポール議員、あなたは2002年のイラクに対する軍事力行使権限をブッシュ大統領に与える法案に反対した共和党下院議員6人の1人ですね。」

ロン・ポール:
「その通りです。」

質問者:
「そして今では米軍の撤退を主張していますね。最新の世論調査によれば、共和党支持者の77%が駐留軍撤退の予定表設定に反対しています。あなたは出馬する政党を間違えていませんか?」(会場から笑い)

ロン・ポール:
「だが、昨年度の選挙では戦争政策のせいで共和党の支持基盤が縮小したことを自覚すべきでしょう。したがってその(共和党支持者の)割合が国民全体では少ないわけです。アメリカ国民の65%から70%は撤退を支持しています。国民は戦争を終わらせたいのですよ。(中略)ロナルド・レーガンは1983年に海兵隊をレバノンに派遣し、しっぽを撒いて逃げることはしないと言いました。それから数ヵ月後、241人の戦死者が出て、海兵隊は撤退しました。レーガンは回顧録の中でこの件に触れて「決してしっぽを撒いて逃げることはしないと言ったが、中東政策の不条理について自覚が足りなかった」と言いました。それで彼は政策変更に至ったのです。我々はロナルド・レーガンの勇気を必要としているんです。」

1988年に自由党(Libertarian)から大統領選に出馬したこともあるディープな保守派の雄ロン・ポール議員(テキサス州)は、フォックスニュース主催、目の前にブリット・ヒューム、周りは皆共和党員というある種もっとも危険な環境の中で、痩せっぽちながら堂々と自説を展開できる超度胸の持ち主だ。

質問者:
「ポール議員、イラク戦争に反対し、駐留米軍の即時撤退を主張しているのはこの舞台上であなた1人だと思いますが、党から逸脱していませんか?なぜ党の指名を求めるのですか?」

ロン・ポール:
「あのですね、共和党は道を見失ったんです。共和党の保守派は常に外交不干渉主義を提唱してきたんです。ボブ・タフト上院議員はNATO加入すら反対しました。ジョージ・ブッシュは2000年大統領選挙で、謙虚な外交政策を主張してました。国家建設はせず、国外での警察活動もしない。朝鮮戦争を終結させるために共和党が選ばれました。ベトナム戦争終結のために共和党が選ばれました。共和党には反戦主義の強い伝統があります。憲法上でもその立場です。外交不干渉主義は建国の父たちからの忠告であり、同盟に巻き込まれることなく、世界各国と友好的に接して、交渉し話し合い貿易するのです。

極端な進歩を考えてみればいい。ベトナムとの関係です。あそこで我が国は6万人の兵士を失いました。我々は敗北して帰国しました。今では、我々はベトナムに投資してます。建国の父たちの忠告に従い憲法に従うことにはおおいにメリットがあるんですよ。

私の論点は、我が国は不用意に戦争するべきではないということなんです。そうなると、戦争は終わらなくなる。」

質問者:
「ポール議員、あなたは9/11テロ以降それが変わったとは思いませんか?」

ロン・ポール:
「何が変わったと言うんですか?」

質問者:
「外交不干渉主義のことです。」

ロン・ポール:
「いいえ、外交不干渉主義は大事な要因ですよ。なぜ我が国が攻撃されたかご存知ですか?攻撃の理由は我が国が海外に居るからですよ。我々はイラクを10年間も爆撃し続けた。中東にもずっと居る・・・レーガンは正しかったんですよ。

我が国は中東政策の不条理さを理解していないのです。今現在、我が国はイラクにバチカンよりも大きな大使館を建設しています。14の恒久基地を建設してるんです。もしも中国が我が国やメキシコ湾で同じことをやったらどうします?他国が我が国にやったらどうするかという観点で物事を見直すべきなんですよ。」(会場から拍手)

質問者:
「我が国が9/11攻撃を招いたと言うんですか?」

ロン・ポール:
「私が言っているのは、攻撃者達に耳を貸して理由を聞けば、彼らは我が国の派兵を喜んでいて、オサマ・ビン・ラディンの言うように“我々の砂漠に来てくれたおかげで狙い易くなった」と言ってるんですよ。連中はすでに我が国の兵士を3400人も殺しているんですよ。あれが必要だったとはとても思えませんね。」

ジュリアーニ:
「ちょっと意見したいんだがいいかね?これはまた異常な主張だ。異常な主張だよ。911テロを経験したのに、イラクを攻撃したからテロを招いたとはね。そんな主張はこれまで聞いた事がないし、911の説明としてこんな馬鹿げたものはないな。(会場から大きな拍手喝采)ポール議員には、意見を取り消して本音ではないと言ってもらいたい。(会場から拍手)」

質問者:
「ポール議員?」

ロン・ポール:
「CIAがブローバックについて語ったのは正しいと私は真摯に信じています。1953年にイランに介入し、シャーを据えた際、ブローバックがありました。その反応として、我が国は人質をとられ、長引きました。それを無視するというなら、我々自身の危険から目を背けることになる。もしも我々が世界を欲しいままにして嫌悪を引き起こすことがないと思うのなら、それは問題です。彼らが我々を攻撃するのは我々が金持ちで自由だからではないのです。彼らの土地に派兵するから攻撃されるんです。もしも他国が我が国に同じことをしたら、どう思いますかね?」



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