イタリアの有力紙「レプブリッカ」の報道。
☆Uranio impoverito, Parisi in Senato "Tra i soldati all'estero 255 casi di tumore" (イタリアの有力紙「レプブリッカ」)
http://urltea.com/1pfh
http://www.furl.net/item.jsp?id=26868193
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http://www.asyura2.com/07/war96/msg/613.html
《劣化ウラン》伊国防相:255帰還兵に腫瘍 と認める
投稿者 kamenoko 日時 2007 年 10 月 10 日 00:42:49
注
1
’劣化ウラン軍備’と訳した部分の原語は
’armamento ad uranio impoverito' 。
幾つか記事を見比べてみたのですが、具体的にどのようなものを指すかの記述はみつかりませんでした。
2 パリージ国防相は、”腫瘍を患う兵士255名の履歴を調べたところ過去10年に外国ミッションを経験”という言い方をしている一方、オブザーバーのレッジエロ氏は”国外任務期間中に”と述べており、両者はここでも食い違っています。
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07年10月9日付 レップブリカ紙 記事全訳出
上院の聴聞会で国防省がデータを提出
”できる限りの防護策をとるつもりだ。しかしイタリアは使用したことはない”。
一方、ミリタリー・オブザーバーは抗議 ”患者は2500人で、死亡は150人”。
過去10年に国外ミッションに赴いた兵士のうち、255名が腫瘍を患っておりうち37名が死亡した。少なくとも公的データによれば である。
発言は、上院劣化ウラン調査委員会におけるアルトゥーロ・パリージ国防相の聴聞で出たものだ。 しかしこれはミリタリー・オブァーバーが提出した数字よりかなり少ないものであり、少なくとも患者2500名、死亡150人を主張する彼らはその場で抗議を行った。
イタリア軍保健局のデータによると、”腫瘍を患う兵士255人が96年~
2006年の期間に国外(バルカン半島、アフガニスタン、イラク、レバノン)ミッションに携わっていたことがわかった。うち37名が死亡した”。
そして、同時期に国外に出なかった兵士で腫瘍を患う者は1427名だった。
パリージ国防省はまた、”クリティカル・ゾーン”に赴く兵士には”できる限りの防護策をとっており、この現象をどのような形であれ過小評価したり隠匿するつもりは決してない”と確約した。
いずれにしても閣僚側から認める発言が出たことは重要だ。
”イタリアが劣化ウラン軍備を使用した事実はなく、外国の使用者の申告が虚偽でなければ他者が使用した事実もなく、わたしは憶測もしたくない”と付け加えた。
一方、軍人軍属、その家族の支援組織ミリタリー・オブザーバーのドメニコ・レッジエロは、かけ離れた数字を主張する。
”残念だがパリージ大臣はこれで信用を失った。我々は彼の回答に希望を持っていたが、あの数字は真実とかけ離れている”。
レッジエロ氏は、”我々はそのおよそ10倍の患者数、およそ3倍の犠牲者数を示す公的資料”を提示する用意があると述べた。”まさに今日、シチリアで、国外ミッションで罹患した悪性腫瘍により一昨日亡くなった警察軍ジュゼッペ・ボンジョヴァンニ氏の葬式が行われる。